先日、私が不動産売却に伴う登記手続をしたお客様(売主様)からこんなご相談がありました。

「確定申告のお知らせが来たけど、先生、これってどうしたらいいの?確定申告なんかしたことないし、せなあかんの??」

親から「相続」した不動産(土地と建物)をつい最近、売却した方です。
不動産を売却したことをちゃんと税務署は把握しているのですね。
これは登記所(法務局)が関係官庁にその報告をするからなのですが、税務署が知っている以上、知らん顔はできません。(恐ろし~)

不動産を売却した時に税金(所得税)が発生するかどうか。
不動産の登記に関係するものとしていつも聞かれます。
もちろん私は税理士ではありませんので、このブログで税金のことを詳しく書く立場ではないので、あくまでも一般論として簡単なことを書いてみます。

要は売却したことで利益がでたのか、それとも損したのかです。
買った値段より高く売れたら当然利益出てますから、税務署の職員さんがニコニコ笑顔で税金の納付書を持って出迎えてくれます。
一方、損した(買値より安く売った)ときは利益は出てませんから所得(税)は発生せず。
税務署の職員さんはガックリ。
(注)ただし話の都合上、減価償却等の細かいことは省略しています。

さあ、ここから本題です。
例えば親から不動産を「相続」することになったAさんとBさんがいるとします。
その二人がそれぞれ「相続」したこの不動産は使う予定がなかったところ、ラッキーなことに売れることになりそうです。
その時に二人の手元には①親がこの不動産を買ったときの契約書と②親が登記所からもらった大事な権利証があります。

Aさん
「この不動産を売却する時に権利証が絶対に必要だから、そのときまで大事に保管しよう。でもこの不動産はもうすぐ売ってしまうから、契約書は捨ててもいいや。」
と言うことで①契約書を捨てて②権利証は大事に保管しています。

Bさん
「親の名前の書いている権利証なんて要らないだろうから処分しよう。でも契約書は何となく大事そうだから念のため捨てずに保管しておこう。」
と言うことでAさんとは反対にあっさりと②権利証は捨てて①の契約書を大切に保管しています。

売却手続、確定申告で泣くのはどっち?
笑うのはどっち??

この続きは次回のブログ更新にしたいと思います。