昨日の続きとなりますが、裁判で負けたにもかかわらず、お金を支払わない悪い人から、その人の預貯金口座から強制的にお金を回収することについて書きたいと思います。

まず、相手の預貯金口座を差押える事が成功したら、その差押えた部分(金額)については、口座名義人といえど、引き下ろすことはできないのはお分かり頂けると思います。
しかし、その預貯金口座を裁判所の手続を使って差押えるためには、
①金融機関名
②支店名
まで特定しないといけません。
要するに差押えたい相手がどの銀行の、どの支店に口座を持っているかを知っていないといけません。
「〇〇銀行と取引していることは知っているけど、どの支店まではちょっとさすがに分かりません・・・・」ではアウトです。

もちろん、相手が教えてくれるはずはありません。
銀行が教えてくれることはこれも絶対ありません。
ちなみに、当てずっぽうで手続をするにも裁判所に提出する書類には収入印紙や切手等で、約7000円は必要。
頑張って書類を作って手続したけど、その銀行またはその支店に口座がなければ、もしくは口座の特定はできたけど、口座にお金が残っていなかった(先に引き出されていた!)場合などは、裁判所の方に「先生、残念ながら今回は空振りですね~」と慰められて終わり。

ここまで読んで下さった方は「ええ~、そんな~」となると思いますが、実はそうなんです。

そこでやっと本題に入りますが、それではあまりにも裁判で勝った人がお気の毒すぎるので、法律を改正しましょう、というお話しです。
詳細はこれからだとは思いますが、「支払義務を果たさない悪い人の口座情報を裁判所が銀行などに回答させる制度にしよう」としている、というお話しです。

私もこれまで、何度、今のこの制度を恨んだことか数知れず。
裁判所に提出する書類作成には結構、時間かかります。
でも差押えに失敗したら、お客様の手元には何も残らないので、こちら側としてもお金をもらえないじゃないですか。

善良な市民の権利を守るためにも早くルール変更して下さい!