出てくる出てくるいくらでも。
長らく放置していたのでそりゃ、もう、大変なことになってきました。

ある土地の相続登記手続です。
土地の名義人は江戸時代生まれの方で、死亡したのが第二次世界大戦前。

戦争前は「家督相続」と言いまして、いわゆる跡取りがその全てを引き継ぐ制度があったので、今回土地の名義人からその長男さんへの相続はまったく問題なし。
でも次の三代目への相続はその制度が廃止になっています。
だからその子供全員が相続権を持つので話しがややこしくなって、なんと子供が12人。
子供12人は全員死亡していますからそこから更にその子、孫までいくと相続人はいったい何人になるのやら。

毎日毎日、日本全国の市区町村に戸籍謄本等を郵送請求していますが、完全に樹海に迷い込んだも同然。
現在、判明しただけでも相続人がおおよそ30人。
まあ、これからもっと増えそうな感じがしてきました。

このようなケースって実はそう珍しくないんですね。
ちなみに、徳島県内の司法書士16名で分担している相続は、なんとその相続人の数が数百人規模になりそうなんです。

ちなみに、相続手続って全員の同意が必要です。
一人でも欠けたらOUT!
国会の議決より厳しいんですよね。